GWは憧れの北海道・絶景スポットへ!大型連休ならではの十勝の楽しみ方
- 2017.03.14
- 観光

4月末からのゴールデンウイーク期間を迎えると、十勝エリアの観光スポットでは夏シーズンの営業やアウトドアプログラムが始まります。本州より遅い春の訪れを感じながら旅行をするのもきっと楽しいですし、余裕のある日程が組めるGW期間は、普段なかなか行けない絶景スポットを訪れることも可能に。今回は、大型連休期間ならではの十勝エリアの楽しみ方をご紹介します。
アウトドア・観光施設の夏シーズン開始で広がる選択肢
十勝エリアの観光施設の多くは、だいたい3月末から4月末の期間に休業して冬季営業から夏季営業への切り替え準備を行い、ゴールデンウイークが始まる4月末には夏シーズン(グリーンシーズン)がオープンします。十勝各所で実施される夏シーズンのアウトドアプログラムもほぼ同じ時期に始まるので、選択の幅がぐっと広がります。
そして、今年のGW期間は5月1日・2日を休みにすると最大で9連休。この大型連休に余裕のある日程を組むことで、ちょっと遠方の観光スポットまで足をのばすことも可能になります。広大な十勝エリアは、中心となる帯広市・音更町周辺以外にもたくさんの観光スポットがありますので、この時期は春の十勝を存分楽しむのに絶好のタイミングなのです。
まる1日かけてアウトドアを思い切り楽しむ!
北海道独特の自然を存分に楽しめる夏シーズンのアウトドアプログラムも、GW期間から利用可能になるところがほとんどです。
帯広市内からアクセス良好の十勝川温泉では、十勝ネイチャーセンター主催の早朝熱気球体験やラフティングボートでの川下りなどが気軽に楽しめますし、滞在型リゾートの十勝サホロリゾートまで足をのばしてみると、まる1日かけてアウトドアを楽しめます。
サホロリゾートでは、レンタルマウンテンバイクでの散策(写真)や乗馬体験などが体験できます。
他にも、冬場のワカサギ釣りで有名な糠平湖周辺では、廃線跡を利用した「森のトロッコ鉄道エコレール」が楽しめますし、海に面した大樹町では、漁船に乗って豪快な海釣りが楽しめたりと、足を伸ばすと個性的なアウトドアや遊びにも出会えますよ。
十勝ならではの桜の景色を楽しもう!
4月末~5月初旬は、十勝各所で桜が開花し始める時期。本州でおなじみのソメイヨシノもありますが、北海道で多く見られるエゾヤマザクラやチシマザクラなどの固有種も見られるので、ひと味違った桜の景色が楽しめるでしょう。
おすすめの桜スポットは当ブログの過去記事「十勝の桜はGWが見頃、オススメ絶景お花見スポット10選!帯広~音更(おとふけ)まで網羅」を参照していただきたいのですが、十勝エリアの道をレンタカーで走っていると、広大な景色のところどころにピンク色の桜並木が目に入ってきて、春ののどかさを感じられますよ。
GW期間は絶好のチャンス。あこがれの絶景スポットへ!
十勝エリアには、風景写真好きなら一度は行ってみたい絶景スポットがたくさんあります。なかでも全国的に有名な「タウシュベツ川橋梁」は、1年のうち限られた期間しか見ることのできない幻の橋です。
旧国鉄士幌線の遺構の一つであるコンクリートアーチ橋なのですが、例年6月頃から水没し始めて見えなくなっていきますので、GW期間は貴重なチャンスです。NPOひがし大雪自然ガイドセンターが開催している見学ツアーに参加すると、近くで橋を見ることができます(GW期間は事前予約をしておくのが無難でしょう)。
十勝エリアには他にも、天候や見る角度によってさまざまな色彩と表情を見せる湖「オンネトー」など、魅力的な絶景スポットがたくさんあります。当ブログの過去記事「カメラ好き必見、十勝絶景ガイド!絵になる写真を撮るなら北海道へ行け」も参照いただければと思います。
こうした絶景スポットは帯広を起点すると車で片道1時間以上かかるところも多く、2泊3日程度の旅行日程では行きづらいのですが、より長い日程であれば憧れのスポット訪問が実現できます。
特に、写真撮影にこだわる方は時間帯や天候状況もふまえてベストなタイミングを狙いたいところ。日程に余裕をもって行動できるGW期間は、ベストショットをものにするチャンスでもあります。
春といえども上着は持参を。朝晩や悪天候時は冷え込むことも
ここまでご紹介したように、GW期間の十勝は外で楽しんでこそ魅力を感じられます。では、この時期はどんな服装を用意しておけばよいでしょうか?
十勝エリアも4月末頃になると、昼間はあたたかい日差しが降り注ぎ、春の陽気を感じられます。ただ、風が強い日は身体が冷えてしまう可能性もありますし、雨の日や夜間は本州の冬並みに冷え込むこともあります。
筆者は昨年のGW期間に十勝千年の森(写真)を訪れたのですが、運悪く雨が降っていて気温が下がったため、持参したジャケットを着て寒さをしのぎました。
もちろん、分厚いダウンジャケットでなくても大丈夫ですが、旅行の荷物にはコートやジャケットを1枚用意しておくことをおすすめします。
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