豚丼だけじゃない!一度は食べたい、必ず行くべき十勝グルメ

十勝牛とろ丼

大雪山系十勝岳に端を発し、途中いくつもの支流と合流しながら大河となって太平洋へと流れ下る十勝川。食糧自給率1100%(※110%の間違いではありません)といわれる農業王国・十勝にとっては「母なる川」です。

今回の「十勝グルメ」は、この十勝川の流れに沿いつつ、途中で寄り道しながら、最上流部から帯広市に至るまでのルートでお届けしてみようと思います。野趣あふれる味わい、カジュアルなB級グルメなど、ジャンルにこだわらずにご紹介していくことにしましょう。

スタートは野趣たっぷりのグルメから

東大雪荘

■大雪山系の山懐に建つ東大雪荘のすぐ脇を流れる川にはオショロコマの姿が。

今回の「十勝グルメ」は、十勝川水系の最上流部(源流域)にほど近く、トムラウシ山への登山基地や保養地として名高い「国民宿舎 東大雪荘」近辺を出発点に設定してみましょう。ちなみに東大雪荘では、今ではジビエ料理として定着しつつある「エゾ鹿肉料理」が古くから有名です。

Googleマップ

■ちなみに、今回ご紹介する「十勝グルメ」は、このようなルートを辿っています。
Googleマップ/https://goo.gl/unLV9U

この辺りの流れには、北海道ならではの渓流魚でイワナの仲間、オショロコマが生息しています。また、清流の女王といわれるヤマメも姿を見せます。

オショロコマ(岩魚/イワナ)、ヤマメは、渓流魚の中で「特に美味しい魚」です。オショロコマは生息域が限られているため「幻の魚」などと表現されることもあるようですが、このエリアは例外と言えるかも知れません。自然豊かな深山を流れる十勝川最上流部の恵みですね。

東大雪荘を後にして大きなダム湖をいくつか過ぎる頃、広大な十勝平野が見えてきます。この辺りは、大雪山の伏流水や十勝川流域の豊かな水源を用いた「川魚の養殖」が盛んなエリアです。もちろんオショロコマもヤマメも養殖されていますので、いつでも美味しく味わうことができます。

◆オショロコマやヤマメ、ニジマスをシンプルに塩焼き、またはお刺身で

オショロコマ(岩魚/イワナ)塩焼き

■シンプルに塩焼きで美味しいオショロコマ(岩魚/イワナ)。大雪山に磨かれた湧水で養殖された川魚はクセが無く、とても美味!
写真出典/十勝観光・鹿追町観光情報『鹿追町観光協会』 鹿追やまべ園(https://www.shikaoi.net/detail/17)

このエリアでぜひ味わっておきたいのが「川魚料理」。「料理」といっても、おすすめはシンプルな「塩焼き」または「刺身」です。

塩焼きを選ぶなら「ヤマメ」も捨てがたいですが、めったに味わえない「オショロコマ」が良いでしょう。香ばしく焼き上げられた熱々にかぶりつく醍醐味をぜひ味わいましょう。このエリアで養殖されている魚は、川魚にありがちな臭みやクセを感じることはありません。上品な味と香ばしいコゲの美味しさをしっかりと楽しんでください。

「刺身」は虹鱒(ニジマス)です。しかし、ほかで味わうニジマスとは全くの別ものとイメージしておくべきです。「川魚は…」などという先入観は、この際捨ておいてください。

これらを味わえるのは、鹿追町「鹿追やまべ園」。「やまべ」とは、北海道内で時折に目にする「山女(ヤマメ)」の別称です。普通にヤマメと呼ぶより「やまべ」といわれたほうが、なぜだか美味しそうに感じませんか?

鹿追やまべ園

◆住所/北海道河東郡鹿追町東瓜幕西16線27-7
◆電話/0156-67-2014
http://www.yamabe-en.com/

地元ファンも多いごぼう天そば

しかめん一番人気の「ごぼう天そば」

■一番人気は「ごぼう天そば」だといいますが、敢えてそばとごぼう天を別々に注文して味わうのもまた格別です。
写真出典/十勝観光・鹿追町観光情報『鹿追町観光協会』 鹿追そば(https://www.shikaoi.net/detail/5)

十勝川の流れから少しだけ離れてみましょう。次に味わっていただきたいのは「そば」です。

鹿追やまべ園と同じく鹿追町内ですが、さらに鹿追町中心部寄り、国道274号沿いに位置している「鹿追そば 工場直営店 しかめん」です。近くには「道の駅しかおい」があります。

グルメサイトなどでは「田舎そば」と紹介されていることもありますが、田舎そばそのもののイメージよりは少し更科寄り。しかし、石臼引きの8割そばは風味満点です。

ここでぜひ、そばと一緒にトライしていただきたいのが「ごぼう天」。細切りにした十勝産ゴボウとニンジンを使った天ぷらなのですが、揚げたてにさっと塩を振ってぱりぱり、さくさく食すると最高。「ゴボウって、こんなに美味しかったのか!」と。そして合間に風味豊かなそばをすするというのが、これまた最高なのです。

同店の人気メニューは「ごぼう天そば」なのですが、ここは敢えて、そばとごぼう天を分けて注文してみてはいかがでしょう。こうした注文の仕方をされていらっしゃる地元風の皆さま、結構お見かけします。寒い時期には「鍋焼きうどん」、暖かい季節になってくると冷たいそばと一緒に注文されていらっしゃる様子に多く出会います。

鹿追そば 工場直営店 しかめん

◆住所/北海道河東郡鹿追町西町3丁目9
◆電話/0156-66-2184
http://shikamen.com/shop/

食すべきは「十勝牛玉ステーキ丼」か、それとも「牛とろ丼」か!?

十勝といえば「牛」なのか「豚」なのか、「鶏だってあるじゃないか」と。十勝グルメという方向性でいけば、正解は「どれも!」なのですが、実はここに悩ましい問題がもう一つ。

ランチは「牛で」と決めたとした場合、「十勝牛玉ステーキ丼」を選ぶべきか「牛とろ丼」(十勝牛とろ丼)にすべきか? と悩むことになるかもしれません。

◆「十勝牛玉ステーキ丼」を選ぶなら

牛玉ステーキ丼

■グルメイベントでも評価が高い「十勝牛玉ステーキ丼」は、清水町ならではの逸品。
写真出典/十勝観光連盟公式サイト「とかち晴れ」(http://tokachibare.jp/post_spot/十勝清水牛玉ステーキ丼(清水ドライブイン)/)

「十勝牛玉ステーキ丼」は、「十勝若牛®」というブランドネームを持つホルスタインの赤身肉を使っています。十勝若牛®は、広大な十勝管内でわずか6戸の農家だけでしか生産されていません。脂肪が少なく、きめ細かな肉質でとても食べやすい牛肉です。

十勝牛玉ステーキ丼については当ぷるnaviでもご紹介させていただいております。詳しくはそちらの記事も併せてご覧ください。

»「十勝牛玉ステーキ丼」紹介記事

◆「牛とろ丼」なら

十勝牛とろ丼

■熱々ご飯にふりかけた牛とろフレークを頰ばると、口の中で牛とろがとろけて… それが十勝牛とろ丼の醍醐味!
写真出典/十勝観光連盟公式サイト「とかち晴れ」(http://tokachibare.jp/post_spot/牛とろ丼(カフェダイニング-サルビア)/)

「牛とろ丼」はテレビなどのメディアで取り上げられる機会も多く有名です。北海道大学構内の食堂で供されていることでも話題になったりしていました。また、東京ドームで開催されている『全国ご当地どんぶり選手権』でも、2年連続で3位入賞を果たしています。

しかし、ここまで有名なわりに「まだ食べたことが無い」とおっしゃる方が多いことは事実。

もし、まだ召し上がったことがないということであれば、「牛とろ丼」の〝衝撃〟を、ぜひ本場・十勝で味わっていただきたいところです。

「十勝牛とろ丼」とは、凍ったままの牛(肉)フレークにタレを絡めて食する丼です。口に運んだ牛フレークがとろりととけ出す食感、直後に広がる牛肉の甘みとタレの旨味が何ともたまらないのです。

◆「十勝牛玉ステーキ丼」「牛とろ丼」を決めかねているなら

「十勝牛玉ステーキ丼」「牛とろ丼」どちらも欲ばるなら、前述の鹿追町方面から国道274号と国道38号が交わるあたり、清水町でロードサイドのお店を探してみるのが最善。

当ぷるnaviでもご紹介させていただいた清水ドライブインも有力候補の一つですね。
»「清水ドライブイン」紹介記事

清水ドライブイン

◆住所/北海道上川郡清水町字清水437-5
◆電話/01566-2-4121
http://www.shimizu-drivein.jp/restaurant.html

帯広市内で楽しむなら「B級グルメ」がおすすめ

十勝川沿いに下ってきた「十勝グルメ」ですが、ようやく帯広市内までたどり着きました。

帯広市内でグルメを楽しむなら、「帯広でしか出会えない味」をお楽しみください。何をご紹介すべきか迷った挙げ句すっかり「B級グルメ寄り」となってしまいましたが、それも十勝随一の都市ならではと言えましょう。しっかり楽しんでください。

◆「インデアンカレー」

インデアンカレー

■帯広市民のソウルフードといわれるインデアンのカレー。スープカレーではなく、昔ながらのルーカレーであるところが味わいです。
写真出典/十勝観光連盟公式サイト「とかち晴れ」(http://tokachibare.jp/post_spot/カレーショップインデアンまちなか店/)

「みよしの」ではなく、また、〝インディアン〟でもありません。「インデアン」です。「帯広市民のソウルフード」などと表現されることもありますね。さすがに毎日食べるわけではありませんが、それでもやっぱり、引き寄せられてしまう「何か」があります。

北海道でカレーといえば「スープカレー」なのでしょうが、インデアンのカレーは違います。昔ながらの「ルーカレー」です。

そのせいか、初めて食する方は「粉っぽい!?」と感じる場合もあるようですが、きっと一皿食べ終える頃には「忘れられない味」になっているはずです。その秘密はたくさんあるのですが、ここはぜひ、皆さまの舌でお試しいただければと思うのです。

帯広市内ほか各所に店舗があります。そしておすすめは…

たぶん尋ねる相手によって異なるのではないかと思います。インデアン、野菜、エビ、カツ、…etc. と。

カレーショップ インデアン

◆住所/帯広市内(7店舗)、札内、芽室、音更、釧路(2店舗)
http://www.fujimori-kk.co.jp/indian/

◆そのほか

ひとまとめにしてしまうのは気が引けますが、少しだけでも触れておきましょう。

◎「どろ豚」

どろ豚紹介サイト

■「どろ豚」とは、十勝の大地で元気いっぱい、ストレスフリーな状態で放牧飼育されているホエー豚。
どろぶた紹介サイト/http://elpaso.jp/

「ランチョ・エルパソ」というお店をご存じですか? 札幌ほかでも楽しめる機会が増えているようですが、ソーセージなど肉加工品メニューが美味しいお店です。

「どろ豚」とは、そのランチョ・エルパソの会社が運営している「放牧豚牧場」で育てられたホエー豚、オリジナル・ブランド豚です。近年「おいしい!」と評判。お肉はもちろんですが、どろ豚ソーセージなどの加工品もおすすめです。

ランチョ・エルパソ

◆住所/北海道帯広市西十六条南6-13-20
◆電話/0155-34-3418(問い合わせ専用)
http://rancho-elpaso.jp/

◎「たかまん」

「たかまん」の名で親しまれている高橋まんじゅう屋の大判焼きをぜひ一度!

■「たかまん」の名で親しまれている高橋まんじゅう屋の大判焼きをぜひ一度!
(※写真はイメージです。)

みんな大好きな「大判焼き」が人気のお店です。正確な店名は「高橋まんじゅう屋」ですが、多くの方が「たかまん」と呼んでいます。あんとチーズ。この2種が人気。みなさまはどちら派でしょうか?

今や十勝グルメの重要なポジションを担う「十勝スイーツ」ですが、たかまんの大判焼きのような「ほっと一息つける十勝スイーツ」も美味しいものですよ!

高橋まんじゅう屋(たかまん)

◆住所/北海道帯広市東一条南5-19-4
◆電話/0155-23-1421

◎「ジンギスカン白樺」

ジンギスカン白樺

■ジンギスカン白樺のほか、焼肉平和園など十勝には焼き肉、ジンギスカンの銘店がいくつもあります。

北海道内各地に「ご当地ジンギスカン」がありますが、帯広にももちろんあります。その代表格といえそうなのが「ジンギスカン白樺」です。「味付肉」系のジンギスカンです。物足りないという方は、特製のタレをつけて召し上がっていただくと良いと思います。ジンギスカン(羊肉)特有のクセが無く、皆さん「食べやすい」とおっしゃいます。

唯一難点があるとしたら、帯広市街地から遠く離れているところでしょうか。帯広空港、あるいは中札内村方面へ、帯広市中心部からクルマで約45分ほどの場所に位置しています。とはいえ、わざわざ行く価値は充分にあります。

ジンギスカン白樺

◆住所/北海道帯広市清川町西2線126(富良野町に支店あり)
◆電話/0155-60-2058
http://www.hokkaido-shirakaba.com/

十勝川温泉観光協会サイトへ 十勝川温泉観光協会サイトへ

この記事をSNSでシェアする

十勝牛とろ丼

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新記事をお届けします

おすすめの記事

TOPにもどる