美人の湯・十勝川温泉の魅力大解剖!足湯もスパも楽しめる北海道遺産モール泉

今年の冬の寒さは厳しいですね。
寒くなればお風呂が恋しくなり、冬の観光は温泉に食指が動くというもの。

そこで冬真っ盛りの今、本サイトのメインである十勝川温泉を、改めてご紹介してみたいと思います。

温泉の概要は本サイトを見て頂ければおわかりになると思うので、ここでは少し掘り下げて、改めて温泉の成り立ちや、どんな特色のある温泉なのか?などということにも触れてみたいと思います。
これまで十勝川温泉を知らなかった人には、どんな温泉かを知ってもらえれば、また既に知っている人は、温泉の新たな魅力を発見して頂ければと。
そして興味を持ったら、ぜひぜひこの冬に足を運んでみて下さい。

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<魅力その1>
100年以上の歴史を誇る古湯

温泉が最初に記録として出てくるのは1874年。
現在の十勝川温泉街周辺は湿地帯で、常に生ぬるい湯が湧き出していて、周辺は冬でも凍らなかったとか。
1900(明治33)年にはその湯を沸かし、湯船を作ったのが温泉の始まりで、1913年(大正2年)には本格的な温泉宿の経営が開始。
2階建て70坪という、今の「笹井ホテル」の前身が、最初の旅館となりました。
十勝川温泉は、実に100年以上の歴史を誇る温泉で、他の道内の主要な温泉と同等の歴史があることがわかります。
以下に、道内の他の温泉地の歴史を記してみましょう。
(公式ホームページより確認できたものをピックアップ)

●道内主要温泉の開湯年

・定山渓温泉(札幌市)…1866年(慶応2年)に発見、湯治場に。
・登別温泉(登別市)…太古より湯は認められており、1845年(弘化2年)松浦武四郎による訪問。
           1857年(安政4年)に温泉宿とそこへ至る道路が完成。
・湯の川温泉(函館市)…1653年(承応2年)に、松前藩主九代・高広が湯治を行ったことが発祥とされる。
・層雲峡温泉(上川町)…1857年(安政4年)に発見、1915年(大正4年)温泉宿が完成。
・豊富温泉(豊富町)…1925年(大正14年)発掘、昭和2年に湯船が登場。

古くから和人が居を構えていた湯の川温泉だけは飛び抜けて古いですが、北海道はその歴史自体が浅い土地。
道内にはいたるところに温泉はありますが、100年以上の歴史がある温泉はどうしても限られます。
歴史ある温泉街ではありますが、昨年末オープンした「ガーデンスパ十勝川温泉」など、新たな温泉の楽しみ方を常に提供し続けている温泉街でもあります。

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近年では、手軽に温泉が楽しめる無料の足湯もできて(上記写真は十勝観光ガイドセンターの足湯)、様々なお客さんに十勝川温泉を楽しんでもらう試みが見られます。
足湯は、以下の3か所にあります。

十勝川温泉の無料足湯リスト

※( )内は足湯オープン日

●十勝エコロジーパーク(2011年1月)
・住所:河東郡音更町十勝川温泉南18丁目1番地
・開設期間:11月~3月
・営業時間:10~15時
・無料
http://www.tokachi-ecopark.jp/

●十勝が丘公園(2011年11月)
・住所:河東郡音更町十勝川温泉北14丁目
・開設期間:4月下旬~10月下旬
・営業時間:9~17時
・無料
http://www.tokachigawa.net/sightseeing/tokachigaoka.html

●十勝川温泉観光ガイドセンター/十勝ネイチャーセンター
・住所:河東郡音更町十勝川温泉南12丁目1番地
・開設期間:4月下旬~10月下旬
・営業時間:24時間営業
・無料
http://www.tokachigawa.net/sightseeing/nature_center.html

前述のガーデンスパ十勝川温泉にも足湯があり、新たな温泉の観光拠点となるでしょう。
このガーデンスパ十勝川温泉に関しては、最後に少し詳しくご紹介致します。

<魅力その2>
美肌効果のある貴重なモール温泉

十勝川温泉の特徴を一つの言葉で表現するなら「モール温泉」。
これはヨーロッパなどにある「モール浴」に由来する言葉で、ドイツ語で「moor(モール)」=亜炭を含む泥炭質を意味します。
亜炭とは植物が石炭になる前の途中の状態のことです。

lbimg_02_縦位置図版

「モール浴」は、こうした泥炭を直接肌に塗ることで皮膚に良い成分を取り入れること。
美肌効果のある成分が多数含まれていると言われています。
モール温泉は、モール浴のように直接成分を肌に塗りこむものではないため、その成分濃度はわずかですが、モール浴同様に美肌効果があると言われています。
007_湯の色
湯の色は黒っぽい、ウーロン茶のような色。
一言でモール温泉といっても、場所が異なれば温泉の成分も大きく異なり、同じ泉質の湯は二つとありません。
湯の感触もだいぶ異なるようで、各地のモール温泉と入り比べてみるのも面白いですね。

<魅力その3>
北海道遺産に温泉地として初めて選定された希少性

北海道は泥炭地を含む平野が多く、腐植質を含むモール温泉が湧く条件が、他の都府県より整っていると言われています。
十勝川温泉は、広大な十勝平野に湧くべくして湧いた温泉とも言えるでしょう。
こうしたモール温泉は、昭和初期の頃には世界的に珍しく、貴重な存在でした。
現在は掘削技術の向上で、モール温泉も全国で見られるようになりましたが、こうした背景から道内を代表する貴重な温泉として、数ある温泉地の中で初めて北海道遺産に認定されました(平成16年)。
DSC02437_十勝川温泉街の空撮
↑十勝川温泉街全景。
 広大な十勝平野にある、長大な十勝川のほとりにあります。

平野部に湧く温泉は、火山性の温泉(登別、定山渓など)と比較して、脆弱な存在です。
というのも、火山地帯の温泉と比較して地熱が低いため、温泉を導くためにはより深くまで掘らねばなりません。
こうしたことから、平野部の温泉は水の循環が悪く、お湯が枯渇しやすいと言われています。
お湯が枯渇してしまうと、その再生はとても困難です。
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ただ十勝川温泉は、上図のように平野部でありながらも近隣の帯広市街などと比較して、浅い場所から高い温度のお湯がくみ上げられています。
平野部の温泉の中では抜群に好条件であり、だからこそ十勝川温泉は貴重な存在。
守っていかなければならない“遺産”なのです。

<魅力その4>
新たな観光拠点「ガーデンスパ十勝川温泉」がオープン

十勝川温泉がどんな温泉か、またどれだけ貴重な存在なのかをおさらいしてみました。
そうした十勝川温泉街の中で、昨年12月にオープンしたのが、先ほど少し述べた「ガーデンスパ十勝川温泉」です。
ガスパ_外観

宿泊してのんびり温泉に浸かれるのに越したことはないのですが、そこまで時間が取れないという人でも、ちょっと立ち寄って湯に浸かったり、また家族連れで訪ねたりと、従来の温泉の楽しみ方を広げてくれる施設。
湯船

「ガーデンスパ十勝川温泉」の最大の特徴は、水着入れるという点。
家族やカップルで一緒に入ることができるのです。
無料でレンタルできる湯あみ着、バスタオルもありますので、手ぶらでも大丈夫。
ガスパ_湯浴み着
↑湯あみ着は一枚目無料、二枚目以降は有料(200円)です。

温泉だけなく、地元の食材や特産品が購入できるお店も併設され、十勝川温泉の新たな観光拠点を目指しています。
生ハムやチーズなどの加工体験ができる体験工房もあります。
からまつコリドー2_ガーデンスパ十勝川温泉内部

まだオープンして2か月足らず。
十勝川温泉を何度も訪ねたことがあるというリピーターでも、新鮮な体験ができるはずです!

※参考記事「ガーデンスパ十勝川温泉オープン!」
http://www.tokachigawa.net/blog/garden_spa_tokachigawaonsen/

●ガーデンスパ十勝川温泉
・営業時間:9~21時(温泉最終受付20時)
・住所:河東郡音更町十勝川温泉北14-1
・Tel:0155-46-2447
http://tokachigawa.jp/index.php

———————-

どうでしょうか。
十勝川温泉がどんな温泉なのか、またいかに価値がある温泉であるかがおわかり頂けたかと思います。

また、この記事を執筆しているちょうど今現在(1月21日~2月26日)十勝川温泉では、彩凛華というイベントも行っています。

tokachiphoto_00040_彩凛華

十勝川に飛来する白鳥にちなんで開催されるお祭りで、農業用保温材を使用した三角錐のモニュメントに、光を灯して並べます。
レーザーショーなど、多彩な催しもありますので、この冬訪ねるなら、この「彩凛華」の開催期間がベストでしょう。

※参考記事「2017年【彩凛華】楽しみ方ガイド」
http://www.tokachigawa.net/blog/sairinka2017/

●2017年「彩凛華」開催概要
・開催期間:1月21日~2月26日
・会場:十勝が丘公園(河東郡音更町十勝川温泉北14丁目)
・点灯時間:19~21時
・駐車場:無料100台
・料金:無料(アウトドア体験は有料)
・開催期間:2017年1月21日(土)~2月26日(日)
・問い合わせ先:音更町十勝川温泉観光協会
・TEL:0155-32-6633
http://www.tokachigawa.net/event/sairinka.html

一年を通して、温泉はもちろん、様々な催しや季節の食が楽しめる十勝川温泉。
ちょっとの時間でも足湯に浸かることができますし、長期の休みなら泊まってのんびり羽を伸ばすこともできます。
ぜひ近くに来た際は、十勝川温泉の貴重なモール温泉を体験してみて下さい!

十勝川温泉観光協会サイトへ 十勝川温泉観光協会サイトへ

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