十勝発祥のパークゴルフにハマる!地元民と一緒にお手軽スポーツ初体験

十勝エリアを観光しているとよく目にするのがパークゴルフ場。実は、パークゴルフは十勝の幕別町が発祥の地なのです。子供から大人まで、誰でも気軽に楽しめるパークゴルフを、実際に道具を借りて体験してみました。未経験でもとても楽しいので、家族・友人の旅行ならぜひおすすめしたいです。

■公園や河川敷でよく見かけるアレは何だ?

十勝エリアを観光していると、道の駅や公園、河川敷などでゴルフ場のような施設をよく見かけます。
parkgolf_tokachi_001

「アレは何だろう?」と近くまで行ってみると、コンパクトなゴルフコースのように見えます。

parkgolf_tokachi_002

実際にプレーしている人たちもよく見かけます。プレーしているのは地元の人が多いようですね。
実はこれこそが、十勝を発祥に全国各地へと広がり、今では国際大会も開かれるコミュニティスポーツになっているパークゴルフなのです。

■面白そうなのでやってみよう!

その後、帯広市内のセイコーマートで何気なく雑誌コーナーを見ていたら、パークゴルフのルールブックを発見しました。
parkgolf_tokachi_016

パークゴルフのルールや全国のコースなどが詳しく書かれているのですが、子供から大人、高齢者まで、誰でも気軽に楽しめるようにルールや機材が細かく設定されているのに魅力を感じ、「自分もやってみようかなぁ…」という気持ちになってきました。

パークゴルフの原点は1983年、幕別町役場の方が考案し、手探りでコースを作ったのが始まりです。その発祥の地となったコースが、帯広から車で30分ほどの幕別町にある「つつじコース」だといいます。せっかくならパークゴルフの原点といえるコースでやってみよう!ということで、幕別のパークゴルフ場に向かうことにしました。

parkgolf_tokachi_003

「つつじコース」は、幕別町運動公園内にあります。パークゴルフの道具は、公園駐車場そばの「クマゲラハウス」で借りることができます。レンタル料金はなんと無料。コース利用料金も不要です。
このクマゲラハウスまでは、JR幕別駅から徒歩でも5分程度。レンタカーでなくてもアクセスしやすいのがいいですね。

パークゴルフで使う道具は、実はたったこれだけ。クラブ、ボールとティーの3点セットです。
parkgolf_tokachi_004

このクラブ1本でティーショットからパターまで打ち分けるのです。
とてもシンプルでとっつきやすいですね。

parkgolf_tokachi_005

クマゲラハウスを出ると、目の前に案内看板が。
この公園は、つつじコースとサーモンコースの2つがあります。さっそく、お目当てのつつじコースに行ってみましょう。

parkgolf_tokachi_006

3分ほど歩いて、つつじコースにやってきました。
林間のコースで、鳥たちのさえずりが聞こえる、とても気持ちの良い場所です。

parkgolf_tokachi_0017

コースの中央に、パークゴルフ発祥のモニュメントが建っています。コース内のどの場所からでも見える位置にあり、パークゴルフのルーツを感じられそうですね。

parkgolf_tokachi_0018

コースはABあわせて18ホールと本格的です。コースマップはクマゲラハウスで印刷したものをもらえるほか、コース上にある案内版でも確認できます。各ホールのスタート地点となるティーグラウンドには分かりやすい看板が建っていますし、ホールの近くに次のホールのティーグラウンドがあるので、どこに行けばいいかと迷うことはなさそうです。

■地元の方にお手本を見せてもらいました

parkgolf_tokachi_009

準備運動もそこそこに、さっそくプレーしてみました。
ボールとクラブの打面の両方とも、いわゆるゴルフのそれと比べると大きめに作ってあるので、余計なことを考えなくてもボールが前に飛んでくれます。

パークゴルフ発祥の地、北海道幕別町の「つつじコース」 from Masaru Sato on Vimeo.

(パークゴルフが初めての筆者が打つティーショット)

ただ、ボールが大きくて比較的重いのと、クラブの打面に角度あまりついていないので、ボールが大きく浮き上がることはなく、バウンドしながら転がっていく感じです。
これも、コース上での安全を考えた仕様だそうで、あえてボールが高く上がらないようにしているのだそうです。

parkgolf_tokachi_010

2打目以降はティーは使わず、フィールド上で直接打っていきます。ホールが近づいたらパターショットでなるべく少ない打数を狙います。

parkgolf_tokachi_011

ただ、全体的にコース全長が短いこともあって、ちょっと強く打ってしまうとすぐにボールがコース外に出たり、川に落ちたりしてしまいます。
この白い木のポールより外に出るとOBになります。
コースが短いのも、力の弱い子供や高齢者でも楽しめるようにという意図で、だいたい1ホールあたり100メートル以内に収まるように設計されているそうです。

parkgolf_tokachi_020

初めてということもあってミスも多く、なかなかスコアは伸びないものの、大きなボールをショットする時の感覚や、カップインする時の「カコン!」という音が爽快で、手応えを感じながらプレーできます。

parkgolf_tokachi_012

そうやって1人でパークゴルフを楽しんでいると、地元の夫婦の方がやってきてプレーし始めました。
ゆっくり撮影しながらプレーしているうちに追いつかれてしまったので、先に譲ってプレーを見させてもらいました。

parkgolf_tokachi_013

障害物を避ける浮き球や、5メートル以上の距離を1打で仕留めるロングパットなど、1本のクラブを巧みに使いこなしているのに驚きました。
「実は初めてやってみたんです」と話すと、親切にコツを教えてくれました。

「基本的に、あまり強く打たないほうがうまくいくよ」など、さまざまなアドバイスをいただき、自分もそこそこいいペースで進めるように。せっかくなので、パークゴルフの魅力についてお二人に聞いてみました。

ーー普段からよくパークゴルフをされているんですか?
「ほとんど毎日やってるよ。」
ーーやっぱり、パークゴルフは身体にいいんでしょうか?
「そうだねえ。もしこれをやっていなかったら、俺はとっくにボケていたと思うよ」
ーーでも、冬場は雪が降るからプレーできないですよね?
「いや、このあたりのコースの半分くらいは、ちゃんと除雪してプレーできるようにしているんだ。パークゴルフは1年中楽しめるよ」

冬でも欠かさずパークゴルフをやって、夫婦で健康的な生活を楽しんでいる様子。何だかうらやましくなってきました。
parkgolf_tokachi_014

色々と教えていただいた地元のお2人、ありがとうございました!

午前中からお昼頃まで、18ホールを1時間半ほどで周りました。さわやかな5月の日差しの下で、充実した汗をかきました。
parkgolf_tokachi_2708

まあ、スコアは厳しい結果ですが、繰り返し練習すれば、なんとなく上達できそうな気もしてきました。

いやあ、これはハマりそうです(笑)。
次に十勝に来た時も、ぜひプレーしてみたいなと思いました。

parkgolf_tokachi_015

このつつじコースの隣に、河川敷に沿った「サーモンコース」があります。
サケ遡上の季節には、本当に川を上ってくるサケを見られるそうですよ。

■身体に無理のない、誰でも楽しめるアウトドアスポーツ

実際にプレーしてみて感じたのは、とにかく「誰にでもやさしいスポーツ」であることです。初心者でもそこそこ楽しめるし、コース距離が短いので致命的なミスで脱落する可能性も低く、それなりに最後まで楽しみながらプレーできる。
そして、森林のおいしい空気と鳥たちの声が良いリフレッシュ効果をもたらしてくれます。1人でも夢中になって楽しんでしまいましたが、家族や友人たちと一緒なら、さらに盛り上がることでしょう。

十勝川温泉にも、第一ホテルパークゴルフ場(全18ホール)、十勝川温泉アクアパークパークゴルフ場(全36ホール)があり、たった数百円で道具を借りることができますので、温泉に入る前にちょっと体を動かすのにも最適。筆者個人の感想としては、十勝に行ったら必ず体験してみたいアクティビティだと思いました。

十勝においでの際はぜひ一度、みんなで気軽にパークゴルフを!

十勝川温泉観光協会サイトへ 十勝川温泉観光協会サイトへ

この記事をSNSでシェアする

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新記事をお届けします

おすすめの記事

TOPにもどる